『ボクが東電前に立ったわけ -3・11原発事故に怒る若者たち-』

園良太

1,000円(税込)

三一書房

街へ出よう! 原発を止めよう!
僕らがつながれば世界は変えられる!!

3・11の大震災と福島原発事故。最悪の事態が今も続く中に見出した希望―

そのひとつが、事故直後から東電本店前で抗議行動が拡がったこと。そして6・11脱原発百万人アクションとして、日本全国で10万人近くもの人が「原発はいらない」と声をあげたこと。とくに、新宿デモ・アルタ前行動を若い人たちが企画し、多くの人々がこれに参加したことに注目が集まりました。こうした行動をけん引した若者の一人が本書の著者・園良太です。 若者たちの社会運動への参加がどのようにして生み出されたのか、3・11以降、何を感じ、考え、行動し、つながっていったのかが克明に記録されています。 現在の反/脱原発運動は、日本の社会運動史の中でも、60年安保闘争、60年代後半大学闘争、安保・沖縄闘争に匹敵する画時代的な運動の開始点といえます。 本書は、「3・11以降」という状況の中、反/脱原発をめざし社会を揺り動かす大きな闘いの記録です。