錯誤論の系譜

須田 晟雄 著

9,680円(税込)

信山社出版株式会社

🔶長く「錯誤」について研究を進めてきた著者の、生涯にわたる錯誤研究の成果を時系列にまとめた貴重な書🔶
第一章から第三章では、ローテフトの錯誤論や意思表示の解釈を巡る判例・理論を検討し、オーストリア民法における「錯誤の認識可能性」の要件定立の歴史的起源を考察。第四章と第五章では、動機錯誤(基礎錯誤)を類型化し、各類型の主観的要件や意思表示の内容構成との関連性を分析して我が国の改正民法と比較・検討。第六章では、錯誤と瑕疵担保責任の関係についてドイツやオーストリア法と比較法的な検討を行い、我が国の改正民法下では瑕疵担保の優先適用が適合的であることを指摘する。