働きたくない日は、カフカを読む。

キム・ナムグム 著, 金子 博昭 訳

株式会社 実務教育出版

カフカの足跡を求めて、プラハ城内の黄金の小路を歩く。
モネの後を追ってルーアンへ向かう列車に乗り、エトルタ行きのバスに揺られる。

不本意な現実から逃れたくて、
──いや、逃げずに踏みとどまるために。

「一貫性のない生き方コンテスト」があるとしたら、十分メダル圏内に入るだろう。
そう自らを評する著者は、これまで世界30カ国あまりを旅してきた。
仕事や人生に迷うたび、芸術家たちの作品を読み、その足跡を訪ね歩いた。

ためこみ症のアンディ・ウォーホル。
失敗を積み重ねた安藤忠雄。
転職を繰り返したバッハ。
昼は会社員として働き、夜に小説を書いたカフカ。

転職、推し活、人間関係、家族との葛藤、ドーパミン中毒、生成AI──
現代でも抱える悩みを、
過去の芸術家たちも別のかたちで抱えていた。

作品世界とそのゆかりの土地を旅しながら、
23人の挫折と日常をたどる黒歴史×紀行エッセイ。

『絶望名人カフカの人生論』編訳者
頭木弘樹さん推薦!
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人生の軌道修正に必要なのは、
迷いのない成功談よりも、
迷いだらけの苦悩談だ。
きっと心に刺さる一節がある。

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会社を辞めたいのに辞められない人へ
どん底な日々だと感じる人へ
淡々と、創作に没頭する人へ

切実な言葉で心がつながる、
働きたくない日にページをめくりたい一冊。