【電子版】住宅建築 No.518(2026年08月号) 改修―空間を記憶する

建築思潮研究所 編

2,000円(税込)

建築資料研究社

改修はいまや当たり前の選択肢になり、建築家が設計した建築や築年数の浅い建物の改修も増えている。とくに建築家が設計した建物の場合、改修を行う設計者にとって元の空間をどこまで残し、どこを変えるのかという葛藤は少なからずあるだろう。
 もちろん、家を残したい、ここに住みたいという次の住まい手の意思があって、建築は残される。元の建築をできるだけ変えることなく改修することも、上書き的に大きくつくり変えることも、その建築やそこで積み重ねられてきた時間との対話による一つの解であり、過去とこれからを記憶していく「空間」が創造される。
 本記事では原設計者や空間の記憶を尊重し改修された住まいや新しい用途に活かされ生まれ変わった8軒を紹介する。