なんてすてきなレオパルダ

ナタリア・シャロシュヴィリ 作, 井上 歌織 訳

1,980円(税込)

株式会社化学同人

"わあ、なんてすてき! そのひとことから、まちは変わっていきました。

レオパルダは、木のうえで眠ります。
朝になるとバスを運転して、どうぶつたちをあちこちへ運びます。
バスはぎゅうぎゅう。くる日もくる日も…

ところがある日、黒い車がバスを追いこしていきました。
「わあ、なんてすてきなの!」
どうぶつたちはその姿のとりこになり、つぎつぎと車へ乗りかえていきました。
やがて街は車であふれ、空気はよごれ、みんなイライラ。
道を広げるために、大切な木まで切り倒されてしまいます。
レオパルダは、切られた木の小さな枝をひろいます。そして植木鉢に植えました。
「どうか芽が出ますように……」
芽が出たある日、レオパルダはとてもすてきなことを思いつくのです。

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ひとりの行動が、あたりまえだった日常を変えていく。
便利さや流行を追いかけた先にあるもの、自然とともに生きること、なかまとの繋がりの大切さを、子どもたちにやさしく問いかけます。

■ボローニャ国際絵本原画展ファイナリスト、ナタリア・シャロシュヴィリによる、環境とコミュニティを見つめる物語。
アクリル絵の具や色鉛筆、クレヨンなどを重ねて生み出された、やわらかな色彩と豊かな質感。ぬくもりのあるどうぶつたちの世界は、世界中のファンを惹きつけています。"