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本書は球面上における数学の入門書である。全体としては、おおまかに「球面幾何に関する導入(1~4章)」、「円や球面の系(5~7章)」、「球面上の点配置に関するトピック(8, 9章)」に分かれている。
序盤4章では、測地線や球面多角形に関する諸定理、立体射影や円柱投影を扱う。中盤3章では、シュタイナー環、Soddyの6球連鎖などの「球の接触」に関する内容を取り上げる。終盤2章では、球面上での離散点集合や13級問題、高次元球面など、踏み込んだ内容に触れていく。
初めて球面上の数学に触れる読者に対して関心が湧くように詳しく解説する。