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北アメリカのグレートスモーキー山脈にある、ホタルの名所エルクモント。
毎年夏になると、深い森のなかでフラッシュのように素早く点滅し、いっせいに暗くなる、不思議な光のショーがくりひろげられます。
この光をうみだすのは「フォティヌス・カロリヌス」とよばれる、シンクロして明滅するホタルたち。
けれど20年前、科学者たちはそんなホタルが本当にいるとは思ってもいませんでした。
ただひとり、幼いころからその光景を見つめてきた少女リンだけが、確かに存在すると強く信じていたのです。
「本当にいるんだから。あとはそれを証明してみせればいいだけ」
独学で学び、観察し、まわりに何度も訴えつづけたリン。
やがてその情熱が、科学者たちの心を動かし、彼女自身をホタル研究の専門家へと導いていきます…
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ロバート・F・サイバート知識の本賞受賞作家のコリーン・ペフが実話をもとに描く、まっすぐな探求心とあきらめない心の物語。
キム・ジヒョクのイラストは、映画のワンシーンかのような構図で、ホタルの幻想的な光と、リンの胸の高鳴りを鮮やかに映しだします。
夢を追いかけるすべての人へ。
この絵本が、そっと背中を押してくれますように。
巻末には日本のホタルについての解説ページ付き。