福田徳三の貨幣論と左右田喜一郎の価値論【シリーズ福田徳三の世界6】

齊藤 誠 著

3,300円(税込)

信山社出版株式会社

◆福田徳三の広大な知的営為の全容を解明-待望のシリーズ、第6巻◆

わが国の社会科学の基礎を築いた福田徳三、その再生・復興をめざして第一線の執筆陣が、多方面にわたる福田の事績を明らかにし、その慧眼を蘇らせる。第6巻は福田と左右田喜一郎の貨幣論の対立(国境あり×国境なし)を通して、貨幣という触媒がもたらした「経済学の起点・原点」を探る。商品貨幣説と信用貨幣説の相克をこえて、【支払手段】と【交換手案】としての貨幣を論究。