DEKIRU英会話magazine22号January2026

リサ・ヴォート 著, 山内 勇樹 著, ブレット・メイヤー 著, 山崎 祐一 著, 清 ルミ 著

1,000円(税込)

Jリサーチ出版

 スマホやタブレットでいつでも気軽に英会話が学べる月刊のデジタルマガジンです。その名のとおり、本誌では一つ一つの小さな「できる」の積み重ねを大切にします。「楽しく学び、楽しく実践」を継続しながら、「使える英語」をモノにしていきます。それが確かなステップとなり、さまざまな「英語を使ってやりたいこと」の実現に役立つことをめざします。

 そこで本誌では、日本人の多くが課題や目標としているものの中から、特に英会話がベースになる次の2つを、具体的なゴールに設定しています。

<2つのゴール>
1.一人で海外旅行に行って、思う存分楽しめるようになること
2.世界の人に、英語で日本をガイドできるようになること

 いずれも、努力を続ければ、誰でも実現できることです。そのために、本誌では次の4つを柱にします。

<4つのポリシー>
1.すでに持っている知識を最大限に生かす
2.最高の執筆陣がナビゲートする
3.小さな「できる」を積み上げる
4.楽しく学び、楽しく実践する

 本誌の具体的なコンテンツは、以下の5つのコーナーで構成されています。

◎リサ・ヴォートの 不思議の国ニッポン紀行

 このコーナーでは、長年日本に住み、カメラを携え全国津々浦々を旅して回っているリサ・ヴォートさんが、日本で古くから伝わる習慣や食文化、おもてなし文化などを、独自のウィットに富んだ文章と写真で紹介していきます。日本人が見過ごしがちな日本ならではのトピックは、日本人にとっては共感、あるいは新たな気づきがあるかもしれません。また、外国人にも日本のちょっと変わった魅力を感じ取っていただければと思います。

《1月号の内容》
 今回取り上げたのは、「紙垂(しで): そよ風に舞う神聖な“ジグザグ”」です。神社で見かける、しめ縄や木製の串から下がっているジグザグの紙(の束)です。その意味や伝統に思いを馳せてみましょう。


◎ゼロから鍛えるリスニング力

 本コーナーは、英語初心者向けに、英語のリスニング力を段階的に高めていく全6回のシリーズです。英語が聞き取れないのはなぜか、どうしたら効率的に聞き取れるようになるのかを具体的に解説し、音声を使ってリスニング力をゼロから段階的にレベルアップ、確実に聞き取れるようになることを目指します。

《1月号の内容》
 今回のテーマは、「耳の反応力を上げながら、内容を理解するスキルもアップしよう①」です。今回のトレーニングでは、「5語で構成された英文」を聞き取る練習に進んでいきます。

◎ブレットと行く! 日本語探検ツアー

 このコーナーでは、日本文化をこよなく愛するブレット・メイヤーさんの目を通して見る、日本の不思議や魅力を紹介していきます。日本の街中でよく目にするものや、日本人もあまりよく知らないような事物など、さまざまな観点から新たな発見があるかもしれません。ブレットさんと一緒に、古今東西の日本を巡る旅を楽しみましょう。

《1月号の内容》
 今回の日本の魅力は、「手揉み製茶の技」です。店頭では、機械で製造されたお茶が大部分を占めますが、茶手揉みの技は今も健在。その熟練の技術と、美味しさの秘密を探っていきましょう。

◎使える会話表現がどんどんたまる! 英会話フレーズバンク

 英会話実践の場として、国内(簡単な案内やインバウンドビジネスなど)と海外(海外旅行や出張など)の会話場面を想定します。そのうえで、「~で~をする」といった具体的で小さなタスクを実行するための会話練習をしていきます。紹介される会話モデルやフレーズを習得しながら、「使える英語」のストックを増やしていきます。

《1月号の内容》
 今回のシーンは、「恋バナをしてみよう」です。どこの国でも男女の恋愛に関する話は最大の関心事。万国共通、男女の出会いや別れについて、英語で気軽に語り合ってみましょう。

◎魅力新発見! 日本の伝統工芸

 日本には、美しい伝統手工芸品が全国いたるところにあります。日本人にもあまり知られていない伝統的な手工芸品とその魅力を、実際に長年使ってきた筆者が、ユーザーの立場から紹介していきます。外国人だけでなく、日本人にとっても、日本文化の新たな発見ができるシリーズです。

《1月号の内容》
 今回取り上げた伝統工芸は、「長崎ビードロ」です。ビードロ(vidro)とは、本来は「ガラス」を意味するポルトガル語ですが、日本では吹きガラスのことを指すようになりました。古来より伝わる色彩豊かなガラス工芸品としての「長崎ビードロ」が、最近、ふたたび脚光を浴びています。