なぜアートに魅了されるのか

渡辺 茂 編著, 大崎 睦 編, 五十嵐 ジャンヌ 著, 幕内 充 著, 星 聖子 著, 石津 智大 著, 内海 健 著, 後藤 文子 著, 森山 朋絵 著

3,520円(税込)

共立出版

・悲しい絵画を楽しむとは?
・4万年前、人類は何を表現しようとしたのか?
・セザンヌもアール・ブリュット?

アート×科学
研究者たちの大いなる謎解き

今日ではアートは職業として成り立ち、作品は商品として取引されていますが、そもそも芸術活動の本質はもっと根源的なところにあります。子どもたちが報酬を求めず絵を描くことや、生活に苦しみながらも創作を続ける芸術家の存在は、人間が本能的にアートに魅了される生き物であることを示しているのではないでしょうか。

本書では、動物心理学、美術史、記号論、実験美学、神経美学、アール・ブリュット、テクノロジー、さまざまな領域で活躍する第一線の研究者たちが、「ヒトはなぜアートに魅了されるのか」の問いに学問領域を超えて挑みます。