エラーが発生しました。
緋汰しっぷ 著
0円(税込)
株式会社ブライト出版
「ただ必要とされたかった――それが愛じゃなくても」 拓海の所属するゼミには、ひときわ目を引く美しい学生がいる。 麗しき双子の兄妹として有名な、深森雪弥――その兄のほうだ。 近寄りがたい印象とは裏腹に、彼は思いのほか親しみやすく、拓海は少しずつ距離を縮めていった。 ただ、彼が語る「好きな人」の話がやけに気にかかる。 過度に束縛されながら酷い扱いを受けている様子の雪弥を心配した拓海は、どうにかしたいと踏み込んでいくが…。