あんたなんて嫌いだ─孤独な獣人Ωは傲慢王子αに執愛される─

白 著, 木村タケトキ 画

1,485円(税込)

株式会社MUGENUP

『第三回 fujossy小説大賞』大賞受賞作

獅子の国のスラム街で強く賢く生きてきた狐獣人オメガ・ソロは、いつものように靴磨きを始めた先でハイエナ獣人・トレイルに捕まり、臨時の給仕として王宮へ連れていかれる。
スラムとは別世界の王宮で、虎の国で悪魔と忌み嫌われる“白虎”の第三王子・ヴァイスーー『運命の番』と出会った瞬間、ソロは初めての発情期に呑まれ、体を暴かれてしまう。
ヴァイスは横暴で傲慢なアルファだが、ピンチを助けてくれもして……
歩み寄ろうとするソロだが、訪れた部屋で見たのは、ベッドの中トレイルと寄り添う姿で――

「運命や情に流されず、お前の意思で俺の側に来て欲しい」

愛し方を知らない孤独な王子と孤児。
『運命の番』という残酷な呪いが幸福に変わる、至高の獣人オメガバース!