月刊『創』2025年7月号 ドキュメンタリー映画の現在/「安倍後」の右翼と左翼

創出版 著

600円(税込)

(有)創出版

ドキュメンタリー映画の現在/「安倍後」の右翼と左翼

特集 ドキュメンタリー映画の現在
◆重い問いを発するドキュメンタリー映画……松本麗華/長塚 洋
 「娘なことは罪ですか?」映画『それでも私は』が投げる問い
◆まさに異色のドキュメンタリー映画……水道橋博士/青柳 拓
 一時は公開をあきらめた映画『選挙と鬱』の“想定外”
◆沖縄では6月23日が戦争が終わった日……新田義貴
 映画『摩文仁 mabuni』で描いたいろいろな思いの交錯
◆地方にこそ、この国の縮図が………五百旗頭幸男
 『能登デモクラシー』が映した民主主義の崩壊と再生
●今や共通の言語もなくなった……雨宮処凛/梶原麻衣子
 「安倍後」の右翼と左翼それぞれの「分断」
●刑確定で刑務所へ移送……篠田博之
 「頂き女子りりちゃん」は今どうしているのか
●「同調圧力」として機能する報道……編集部
 永野芽郁さん不倫騒動とスキャンダル報道の問題点
●連日の接見を重ねてつづった記録……植松 翼
 植松聖死刑囚と獄中結婚した妻の日記
●角川「人質司法」裁判弁護人の問題提起……西 愛礼
 この国に存在する「人質司法」の実態

〈巻頭グラビア〉
今月のONE SHOT いよいよ正念場!再審法改正を求める声
月刊 嘲笑の時代 誰が救うのかGAZA/お花見JAPAN マッド・アマノ
再審法改正を求める大きな動き そして人質司法糾弾の動きも
松本麗華さんと本誌の関わり、そして映画『それでも私は』
『選挙と鬱』『摩文仁mabuni』『能登デモクラシー』
植松聖死刑囚と妻・翼さんそれぞれが描いた相手のイメージ

〈NEWS EYE〉
TBS『報道特集』めぐるとても気になる動き
天皇家の生活費を職員が着服という驚くべき事件

〈連載コラム〉
タレント文化人 筆刀両断! 【池上彰】……佐高信
「こころの時代」解体新書 【へき地医療にコスパ・タイパはない】……香山リカ
極私的メディア論 【ETVクルド再放送後に思うこと】……森達也
ナショナリズムという病理 【5月19日の米ロ電話首脳会談】……佐藤優
再審弁護人のベレー帽日記 【市民のチカラで、拡げよう今国会で再審の法改正を】……鴨志田祐美
ただいまリハビリ中 【パレスチナ人の強制移住が始まっている】……重信房子