アディクション支援のフロントライン(精神療法 増刊第12号)

松本俊彦 編, 精神療法編集部 編

3,300円(税込)

株式会社金剛出版

最近四半世紀でアディクション治療に対する考え方は劇的に変化している。以前はアディクションに対する世間一般の偏見を含んだ支援も行われていたが、2016年には依存症集団療法が診療報酬の算定項目に加えられ、また「ハームリダクション」という公衆衛生政策の理念が国内に紹介されることで臨床も様変わりした。本増刊号では最近登場した多様な治療法や支援実践、さまざまな職種や当事者の試みなどを紹介すると共に、新たに浮上してきた臨床上の課題を整理し将来のアディクション支援のヒントを探る。