いまは、ここがぼくたちの家

バルバラ・ガヴリルク 文, マチェイ・シマノヴィチ 絵, 難民支援協会 解説, 田村和子 訳

1,500円(税込)

株式会社彩流社

ついこの間まで、ぼくたちはウクライナのドネツクという街に住んでいた。

「せんそう」が始まって隣国ポーランドに逃げてきた。

「やあ、野蛮人!」 「おれのママが言ってたけどさ、あんたたちって、ポーランド人ではないでしょ。難民なんでしょ」。

2014年のロシアによるクリミア半島併合の際、ウクライナ東部ドネツクからポーランドに避難し難民となった一家の実話をもとにしたポーランドの絵本。

戦争の現実と、難民となった子どもたちの学校生活を、子どもの語りで描く。

難民や外国人を学校や社会はどう受け入れるのか。日本でもぜひ参考にしてほしい。