体育の科学70巻1月号

海老原修 編

1,430円(税込)

杏林書院

特集 未来を変える体育・スポーツ科学

◆温故知新―体育学・スポーツ科学の分化と統合をめぐって―

海老原 修(横浜国立大学教育学部教授)

◆ホモ・サピエンスとして重要な持久性と認知機能の連関

桑水 隆多(筑波大学大学院人間総合科学研究科体育学専攻)

諏訪部和也(筑波大学体育系ヒューマン・ハイ・パフォーマンス先端研究センター(ARIHHP)研究員)

征矢 英昭(筑波大学体育系教授,ヒューマン・ハイ・パフォーマンス先端研究センター(ARIHHP)・センター長)

◆視覚情報処理の評価法と応用

  小野 誠司(筑波大学体育系准教授)

◆情動を血流から探索する―きつさの客観的評価はできるのか―

林  直亨(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院,東京工業大学大学院環境・社会理工学院教授)

◆運動の時間,強度と生活習慣病の改善

勝川 史憲(慶應義塾大学スポーツ医学研究センター教授)

◆身体活動の概念や評価法の変遷とこれから

田中 茂穂(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所栄養・代謝研究部 部長)

◆アスリート・コーチに対するメンタルサポート3.0

荒井 弘和(法政大学文学部教授)

◆学際総合知の中のバイオメカニクス研究

深代 千之(東京大学大学院総合文化研究科教授)

連載 集団運動を科学する―2

◆対人・集団スポーツの研究小史

山本 裕二(名古屋大学総合保健体育科学センター教授)

連載 スポーツとジェンダー―1

◆“男らしさ”とスポーツの相関―ゆらぐ男性性/ジェンダー/セクシュアリティと身体の文化―

岡田  桂(立命館大学産業社会学部教授)

連載 身体活動と健康にかかわる最近の研究の動向―1

◆健康に影響を与える身体活動の評価法

宮下 充正(東京大学名誉教授,首都医校校長)

野崎 大地(東京大学大学院教育学研究科教授)

東郷 史治(東京大学大学院教育学研究科准教授)

福崎 千穂(東京大学大学院新領域創成科学研究科准教授)

岸  哲史(東京大学大学院教育学研究科助教)

三井 悠輔(東京大学大学院教育学研究科修士課程)

特別寄稿

◆体育学・スポーツ科学の面白さ―めぐり巡って学問は進む―

小林 寛道(東京大学名誉教授,静岡産業大学客員教授)

学会レポート

◆日本体育学会第70回大会傍聴記―運動生理学分野を中心として―

西脇 雅人(大阪工業大学工学部総合人間学系教室講師)

研究報告

◆保育現場への体力・運動能力の測定と評価支援による評価資料作成の試み

村瀬 智彦(愛知大学法学部教授)

早川健太郎(名古屋経営短期大学准教授)

岡本 浄実(京都文教大学臨床心理学部准教授)