保健の科学61巻11月号

上別府圭子 編

1,210円(税込)

杏林書院

巻頭のことば

●チームオレンジ

      藤林 慶子(東洋大学教授)

特集 患者・市民が参画する医療研究

◆臨床研究等における患者・市民参画に関する動向

 ―用語の定義をめぐる苦悩を中心に―

      武藤 香織(東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター公共政策研究分野教授)

◆精神科医療への患者・市民の参加

      宮本 有紀(東京大学大学院医学系研究科精神看護学分野准教授)

◆「経験ある被験者」の養成とその必要性

      東島  仁(山口大学国際総合科学部准教授)

◆患者・家族・市民向け情報をどのように選んで発信するか

 ―『がん情報サービス』での取り組み―

      高山 智子(国立がん研究センターがん対策情報センターがん情報提供部部長,

             東京大学医学系研究科社会医学専攻がんコミュニケーション学連携講座准教授)

◆患者の視点に立った専門家や市民への啓発活動

      天野 慎介(一般社団法人グループ・ネクサス・ジャパン理事長)

◆市民にとっての模擬患者という参画手段

      佐伯 晴子(一般社団法人マイインフォームド・コンセント理事長)

◆希少・難治性疾患分野における研究への患者参加・参画

      江本  駿(特定非営利活動法人ASrid研究員)

連載 住環境と子どもの健康

■住環境と母子保健

      織田 正昭(東京家政大学大学院客員教授)

連載 免疫を知る

■免疫力を高める栄養と食事

      高増 哲也(神奈川県立こども医療センターアレルギー科医長)

フィールド・レポート

●中学生の座位時間と腰痛の関係

      増田 一太(国際医学技術専門学校理学療法学科,

             立命館大学立命館グローバル・イノベーション研究機構)

             塩澤 成弘(立命館大学スポーツ健康科学部)