保健の科学62巻10月号

横山和仁 編

1,540円(税込)

kohta@kyorin-shoin.co.jp

巻頭のことば
●食品のもつ第3の機能「機能性成分」
  岩間 範子(女子栄養大学教授)

特集 生命・環境倫理とリテラシー
◆「新型コロナ専門家有志の会」の全世代に向けた情報発信の活動より
  武藤 香織(東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター公共政策研究分野教授)
  仁木 崇嗣(認定NPO法人全世代理事)
  田中 幹人(早稲田大学政治経済学術院准教授)
◆市民のヘルスリテラシーとリスクコミュニケーション
  杉森 裕樹(大東文化大学スポーツ・健康科学部看護学科教授)
  木下 麻子(大東文化大学スポーツ・健康科学部看護学科特任助手)
◆ヒトパピローマウイルスワクチンの普及をいかに図るか
  上田  豊(大阪大学大学院医学系研究科産科学婦人科学講師)
◆地域共生社会におけるソーシャル・インパクト・ボンドの活用
 ―地域住民の健康を支える―
  宮國 康弘(国立長寿医療研究センター老年学・社会科学研究センター老年学評価研究部研究員)
◆減災リテラシー向上のための取り組み
 ―阪神・淡路大震災からの25年―
  植草 康浩(鶴見大学非常勤講師,医療法人社団千秋双葉会理事(医師/歯科医師))
◆化学物質等の環境問題に対するリスクコミュニケーション
 ―持続可能な社会の実現に向けた全世代型SDGs環境・健康リテラシーの展望―
  武藤  剛(北里大学医学部衛生学講師,千葉大学予防医学センター特任助教)
  石橋 桜子(順天堂大学医学部協力研究員)
  遠藤 源樹(順天堂大学医学部准教授)
  大森 由紀(北里大学医学部衛生学助教)
  横山 和仁(順天堂大学医学部客員教授,国際医療福祉大学大学院教授)
◆保健情報のつくり方とコミュニケーション
 ―誰に,何を,どのように伝えるか―
  大川 純代(地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンターがん対策センター生物統計研究職)

連載 インターネット依存とは何か―適切な付き合い方を探る―
■依存からの回復
 ―自分の内側に持つ能力を発揮するために―
  木村 勇也(一般財団法人ワンネスグループ 一般社団法人セレニティパークジャパンディレクター)
連載 性を取り巻く国際的話題
■難民女性とリプロダクティブヘルス
  萩原なつ子(立教大学社会学部教授)

調査・研究
●特別養護老人ホーム介護職員が行う看取りに関する研究
 ―職員の意識や精神的負担―
  原田 浩史(いしもと整形外科リハビリクリニック)
  備酒 伸彦(神戸学院大学総合リハビリテーション学部)
  鎌本 美香(KOBE須磨きらくえん)
●児童養護施設の小規模化が職員の人間関係に与える影響
  川上 知幸(桜花学園大学大学院)