地理 2023年9月号

古今書院地理編集部 編

1,595円(税込)

古今書院

地理68巻9号

[目次]
★特集:被災地のその後 岩手・宮城内陸地震から15年
あゆみ続ける栗原市
 ─麦屋弥生さんの示した構想と、その後の地域づくり 宮原育子
岩手・宮城内陸地震災害を「伝える」 佐藤翔輔
災害を乗り越えて地域は何をめざしたのか?
 ─栗原市と栗駒山麓ジオパークの試み 宮城豊彦
栗駒山麓ジオパークのあゆみと現在 佐藤英和
大規模地すべり地での活動を支える新技術
 ─荒砥沢地すべりのモニタリングと安全確保 佐藤源之
岩手・宮城内陸地震を知りたい人のための文献案内 目代邦康
今も昔も、ふるさとの山はありがたきかな 山内洋美

★連載
ジェンダーから問い直す地理学 2
 女性専用車両という空間を考える 吉田容子
リレーコラム 県から地理を語る 15
 地理探究版KikuGEOができました 菊野秀則
地理学者が選ぶ 日本の都市百選 26
 北海道帯広
 ─道産の日本酒とワイン、そして北の屋台と路地 山口 晋
自著を語る 12
 『ウォークラリー巡検』 今井英文
写真でとらえる地形と暮らし 13
 崖線を下る街 ─宮城県大和町 西城 潔
教室に魅力ある地理教材を 9
 身近な水田の景観から考える日本の農村 德安浩明
近未来社会の子どもを育てる 小中高一貫地理教育カリキュラム 6
 地図・GIS学習を一貫して実践するためにはどうすればいいのか?
 國原幸一朗・伊藤智章

★寄稿
125年目を迎えた東京の近代水道と地形 鈴木浩三

★書架
『東広島地歴ウォーク』(熊原康博・岩佐佳哉編) 竹内裕一
『気候の大研究』(仁科淳司監修) 小河泰貴
『社会基盤と生態系保全の基礎と手法』(皆川朋子編集幹事) 竹内裕希子
『昭和の東京郊外』(三浦 展著) 柚洞一央
『クリエイティブツーリズム』(友原嘉彦編著) 向後紀代美