【電子版】庭 No.251(2023年05月号) 市中の山居としての露地

neuf 編

2,000円(税込)

建築資料研究社

露地(茶庭)を作庭すること、また茶事(茶会)の準備をすることも、庭師の大切な仕事の一つです。しかし、今、露地を作庭する機会は減り、茶事が催されることも減少傾向にあります。その一方、都市空間で求められる緑のスペース=市中の山居として露地の存在がにわかに注目され始めています。そこで、今、改めて、市中の山居としての露地とは何なのかを問い直します。典型的な現代の露地を知り、庭師の役割を考察します。