地理 2023年3月号

古今書院地理編集部 編

1,390円(税込)

古今書院

地理68巻3号

[目次]
★特集:採集林 日本人が利用してきた森の恵み
日本列島の採集林 ─特徴と課題 藤岡悠一郎・手代木功基
先史時代の採集林 ─縄文時代における採集活動 福永将大
【コラム】
マツタケ山 近藤祐磨
ヤマモモ林 立石和奏
トチノキ林 手代木功基
採集物を食べるための知識・技術とその継承 伊藤千尋
トチノキ林の利用をつうじた関係人口の創出 飯田義彦・八塚春名
都市の採集林と採集活動 藤岡悠一郎
採集研究と先端技術 濱 侃

★連載
ハミ出し地理屋の退職後人生 11
 退職後は以前の延長線上にあり 細田 浩
リレーコラム 県から地理を語る 9
 ICT化に乗り遅れるな 後編 菊野秀則
地理学者が選ぶ 日本の都市百選 20
 愛媛県松山 ─街角に文学の息づく「地方都市」 駒木伸比古
教室に魅力ある地理教材を 6
 境界線をとらえる 竹原英司・柿原一斗
写真でとらえる地形と暮らし 10
 青森県十三湖と水戸口 小岩直人

★寄稿
百年前の日本を調べる 5
 豊中運動場の歴史地理(後編)
 ─百年前の近代スポーツの発祥とその後 池田晶一
日本の北を旅した人々 3
 クルーゼンシュテルン 樺太を描く(前編) 岡本愛子
帯広で百年4代続く石材店 池田 碩

★書架
『つながりの地理学』(熊谷圭知著) 竹内裕一
『人間と社会のうごきをとらえる フィールドワーク入門』(新原道信編著) 小河泰貴
『ウンコの教室』(湯澤規子著) 柚洞一央
『熊本の地形を読み解く』(横山勝三著) 前杢英明