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今まで数学を敬遠してきた文系学生を主な対象とし、高等学校で学習する数学知識を前提とせずに、実社会で数学が活用されている例として「金利」を取り上げてその仕組みを解説。
まずはイントロダクションとして金利と金利用語について簡単に紹介し、前提知識となる数の概念や方程式について解説する。その後、金利の初歩である単利計算と複利計算を例として、等差数列や等比数列、指数、対数について順に取り上げ、それらの知識をもとにローン計算や究極の複利である連続複利を学ぶ。
それぞれ、まずは金利の具体的な例を紹介し、それを理解するのに必要な数学単元を解説する方法で進める。また、公式の導出についても順序だてて説明することで、論理的思考力の養成を意図している。問題解答付き。