【電子版】住宅建築 No.494(2022年08月号) 暮らしの風景 瓦のある風景

建築思潮研究所 編

2,000円(税込)

建築資料研究社

長野県安曇野市で設計活動を行う池内建築図案室の池内剛。降幡廣信の下で民家や禅寺などの改修に携わった経験を生かし、改修でも、新築でも、建築が風景のなかに溶け込み、長く使い続けられることを大切にし、自身も養蚕のためにつくられた築100年を超える建物を直しながら暮らしています。改修によって少しずつ息をふきかえし、集落のなかにあたたかな光を灯しています。
もう一つの特集は、地域によって形、葺き方などにも違いが見られる瓦。住む人の暮らしを包み、力強く美しい佇まいの瓦屋根が、その土地らしい風景をつくり出しています。