宮地裕先生追悼特集

甲斐睦朗 監修, 荻野綱男 監修, 近藤泰弘 監修

900円(税込)

明治書院

◆「宮地裕先生追悼」

 長年日本語研究で指導的立場にあった宮地裕先生の訃報が伝えられた。
 先生は、本誌創刊時から現在に至るまでの40数年間、編集委員代表、後に監修者として編集に寄与された。かつて古稀記念に際しては、門下生による『宮地裕・敦子先生 古稀記念論集 日本語の研究』(1995年)を小社から出版され、それから26年経った昨年2021年2月に先生は逝去された。本特集は、長らくご指導いただいた宮地先生の追悼特集である。
◯宮地裕先生の学問とお人柄 森山卓郎
◯科学・教育・学問 小見 宮地裕
 ――『宮地裕・敦子先生古稀記念論集 日本語の研究』(一九九五、明治書院)より――
◯宮地裕 略歴
◯宮地裕先生の思い出 甲斐睦朗
◯語構成研究と日本語学 野村雅昭
◯体系としての敬語の分類と敬語行動 荻野綱男
◯「丁重語」について 近藤泰弘
◯教育施策の用語問題 田中牧郎
◯日本語教師の「資格」を巡って 金田智子
◯宮地先生が大切にされていたこと 佐竹久仁子
◯「敬語の混乱」のゆくえ 佐竹秀雄
◯たくらみを感じさせない人 吉田直樹
◯宮地先生を偲んで 常田寛
◯密やかなカリスマ 三樹讓

日本語学2022年夏号(特集:宮地裕先生追悼、外国語が変えた日本語)vol.41-2

※こちらは追悼特集のみの電子版です。2022年夏号全誌をお求めの場合は、「日本語学2022年夏号(特集:宮地裕先生追悼、外国語が変えた日本語)vol.41-2」(税込¥3410)をご覧下さい。