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理想教育財団主催の「第16回プリントコミュニケーションひろば」で受賞した通信「みんなの教室」を書籍化。作成者の通信への考え方や、大切にしていること、作成の実際などを一つひとつ丁寧に紹介します。
「みんなの教室」の特徴は、一貫して子どもたちが主役というコンセプト。児童の日常の様子はもちろん、児童が書いた文章も多用します。「学級通信は、保護者と"情景を共有する"ための有効なツール」と位置づけ、子どもたちの姿を共有することで、一緒に子どもたちの成長を見守るというスタンスに、著者の教育哲学があらわれています。
また、学級通信で学級開きや保護者会がラクになる"裏ワザ"や、継続するための仕組み、カウンセリング手法を取り入れた実践などを紹介。巻末には1年間に発行したほぼ全ての通信を掲載し、どのような時期にどのような通信を出したかを通してみることができるので、新任教師の学級経営にも参考になる一冊です。