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精鋭中の精鋭が集う、警視庁捜査一課。
 そのなかで受け継がれてきた「50の教え」とは?
 
 
 警視庁捜査一課に配属されると、辞令と一緒にある格言集が渡される。それが「刑事五十訓」といわれるものだ。
 だれが作ったのか、いつからあるのかわからないその格言集には
 刑事としての心構え、仕事観などが書かれてあり、
 刑事という過酷な仕事をこなす人々をずっと支え励ましてきた。
 しかしこの格言集を読んでみると、おもしろいことに、刑事という特殊な職業にもかかわらず、
 どんな仕事にも当てはまる「人に誇れる働き方」「自分を成長させる働き方」について書かれていることに気がつく。
 そこで本書では、刑事にしか語ることのできないエピソードを交え、格言1つ1つについて解説してもらう。
 1年間家に帰ることができない、ストレスのために1週間で髪が抜け落ちてしまうなどの過酷な環境で、
 彼らはなぜ職務をまっとうできるのか。
 本書を読めばそれがわかっていただけるだろう。
 
 
 *目次より
 
 四.メシは高いものを食え
 七.捜査にムダはない、元の道に引き返せ
 十三.「1+1」が「3」になる可能性を忘れるな
 二十七.表通りだけを歩くな、裏道を歩け
 三十.手柄は過去のもの、夢を追うと失敗する
 三十六.水はバケツで汲め、サジで汲むな
 三十七.事件は夜つくられる、ホシは夜光る
 五十.酒は明日への活力源にせよ