わたしはロボット

アイザック・アシモフ 著、伊藤哲 訳

東京創元社

西暦二〇五〇年、人間自身より強く信頼がおけ、しかも人間に絶対服従する、優れた種族として読心ロボットが誕生する。しかしロボットが人間に近づけば近づくほど、人間はロボットに危惧の念を抱く――いつしか世界政治の主役はロボットにとって代わられるのでは? 巨匠が自ら創案したロボット工学三原則をもとに贈る、傑作連作短編集。