住む人が幸せになる家のつくり方

八納啓造 著

1,199円(税込)

サンマーク出版

「家=幸せ」ではないけれど、「家→幸せ」にはできるのです。
家づくりに成功した人だけが知っている、
「住まいで幸せを実現する秘訣」とは?


多くの人にとっての「家」というものはたぶん、生涯で一番大きな買い物でありイベントであるかと思います。
これからそこに住む人全員にとっての大切な場所になる「家」づくりは、失敗も後悔もしたくないはず。
本書は、建築家としてこれまで多くの人の家づくりに関わってきた著者による、
「幸せな家づくり・成功する家づくり」の知恵の結集です。

よい家とは、なんでしょう?
それは決して、単にデザインが優れた家ではなく、
材質がすべて自然素材の家でもなく、
土地環境に恵まれた家でもなく、もちろん、
広い間取りや凝ったインテリアの家でもありません。

それは、その家に住むことで、住む人すべての絆が深まり、そこで幸せを育むことができる家。
住めば住むほど愛着が湧いてきて、住む人の心が寄り添っていく家。
さらには、消費財ではなく本当の意味での「不動産」としての資産価値の高い家。そんな家の総称です。
「その家に住まうことで、家族でどんな幸せを手に入れたいのか?」
このことをいちばん初めに考えることで、その「家」は可能になると著者は言います。

本書では、家を手に入れようとするときにいちばん大切な心構えや大前提から、
家づくりの際に夫婦や家族で話しあうべきポイント、
家を幸せに使いこなすための各部屋の知識、
工法や材質などのこれまで信じられてきた「家の常識」にまつわる誤解、
そして実際に「家づくりによって幸せで豊かな人生を手にした人たちの実例」まで、
知っておくべき内容をあますところなく公開しています。

「家を持とう」と決めた人はもちろん、「いつかは」と思っている人、
すでに家を手に入れた人、特に予定はないけれど興味はなくもない人、
周りの誰かが「これから家を」と計画している人、
そして「家」に住むすべての人に、読んでいただきたい内容がぎっしり!

家をつくることは、幸せをつくること。
「建ててよかった!」「住んでよかった!」――そんな思いに満ちた家を、ぜひ、あなたにも。


◎目次より

*「家を買う」という発想ではもったいない!
*「家賃を払うならローンを払ったほうがいい」かというと、実はそうでもない
*「まず土地を探す」のが失敗の元
*家は三回建てないと成功しない?
*欲しいのは耐久消費財か、それとも資産か
*家族がつながるのも離れるのも、家の住み方ひとつ
*自分に合った「家を手に入れる方法」を知ろう
*その家はあなたのライフスタイルに本当に合っていますか?
*「幸せに家を使いこなす」ための視点とは?
*家の常識には誤解がいっぱい
*LED照明は特性を押さえておかなければ「値段の高い蛍光灯」
*木造建築はコンクリートより弱い、とは限らない
*「風水・家相」を無視しにくいこんな理由