【試し読み】蝶よ花よとそのくちびるで ~わたしの家臣が愛をうそぶく~②

アラサーで、なぜかお城の姫様と祭り上げられることになった信濃千代。 「私はあなたの忠実な家臣です」と手を取る社長の古賀は、町のお城を買い取って(価格3億円!)、姫として千代をそこへ住まわせようとするのだが……!? 『信濃の千代姫』となった彼女のまわりに、ひと癖ある人物が集まり始め、やがて『城』と『姫』にまつわる秘密が明かされ始める!