エラーが発生しました。
F・W・クロフツ 著、霜島義明 訳
東京創元社
愛するフランクの言葉に操られて詐欺に手を染めたダルシーは、彼が貴族の個人秘書に納まり体よくダルシーの許を去ってからも良心の咎める行為をやめられずにいた。ある日新聞にフランクの雇い主の訃報が。検視審問で自殺と評決されたその事件はやがて再検討が始まり、警視に昇進したばかりのフレンチが出馬を要請されて……。新訳版。