シャンハイ・ムーン

S・J・ローザン 著、直良和美 訳

東京創元社

相棒ビルの帰りを待つ私立探偵リディアは、顔見知りの同業者ピラースキーから宝石捜しの案件を手伝うよう頼まれる。だが直後に、ピラースキーは殺されてしまう。消えた宝石と彼の死は、調査の過程で知った《シャンハイ・ムーン》なる伝説のブローチと関わりがあるのだろうか? 私立探偵小説の新たなるスタンダード、シリーズ第九弾。