緋色の楽譜〈上〉

ラルフ・イーザウ 著、酒寄進一 訳

東京創元社

リストの幻の楽譜。その演奏を聴いた天才ピアニスト、サラの前に浮かんだ謎のモノグラム。楽譜を、そしてサラの命を狙う怪しい影。エンデに続く現代ドイツ文学の旗手が贈る、歴史と音楽と謎に彩られた、大作ミステリ。