フロスト日和

R・D・ウィングフィールド 著、芹澤恵 訳

東京創元社

肌寒い秋の季節。デントンの町では連続婦女暴行魔が跳梁し、公衆便所には浮浪者の死体が転がる。なに、これはまだほんの序の口で……。皆から無能とそしられながらも、名物警部フロストの不眠不休の奮戦と推理の乱れ撃ちはつづく。中間管理職に春の日和はおとずれるのだろうか? 笑いも緊張も堪能できる、まさに得がたい個性の第二弾!