猿の惑星

ピエール・ブール 著、大久保輝臣 訳

東京創元社

恒星間飛行を実現した人類は異郷の惑星で驚くべき光景を目にする。この星にも人間種族は存在したのだ。だがここでの支配種族は何と、喋り、武器を操る猿たちであり、人間は知能も言葉も持たぬ、猿に狩りたてられる存在でしかなかったのだ。ヒトは万物の霊長ではない。世界中で絶大な反響を呼び余りにも有名な映画の原作となった問題作。