世界経済とグローバル化

渋谷 博史 編, 河崎 信樹 編, 田村 太一 編

2,090円(税込)

株式会社 学文社

20世紀末、1990年代から世界経済はその様相を一変させてきた。
「21世紀型のグローバル化」=アメリカ一極支配のはじまりである。
東西冷戦終焉後、唯一の超大国になったアメリカから発信されるアメリカ・モデルを、各地域、各国で受容しながらそれに対応する市場と民主主義の経済社会を構築してきた。
そのような世界的再編と構造変化を総体として「21世紀型グローバル化」と考えたい。
その内実をエッセンスを軸に据え体系的かつダイナミックに読者に伝えたい。
第1巻として世界経済を、第2巻にアメリカ経済をとりあげ同時に刊行する。
以後3巻では中国経済に、4巻で日本経済に焦点を当てていく予定である。