チーム・ブルーの挑戦: 命と向き合う「やまと診療所」の物語

中島 隆 著

1,760円(税込)

大月書店

2013年に開業した在宅医療専門のクリニック「やまと診療所」。自宅で最期を迎えたいと願う患者と、その家族に寄り添い支える。自分らしく死ねる世の中へ社会を変えたいと奮闘する、若い医療者たちの挑戦を描く。

【目次】
プロローグ
第1章 在宅医療PA――患者・家族と医療をつなぐアシスタントたち
第2章 院長――自分らしく死ねる世の中をつくる「チーム・ブルー」の要
幕間 やまとの刺激を受け止めた医療者たち
第3章 医師たち――看取り医療に集まる元専門医たち
第4章 患者と家族――自分らしく死を迎えた人たち
幕間 やまとの事務スタッフらも熱血だ!
第5章 研修・組織づくり――看取りのプロ集団へのけわしい道
第6章 家に帰るための病院をつくる――在宅医療との両輪
第7章 チーム・ブルー――新しい医療のカタチを創造する仲間たち
エピローグ――広がる焔

【著者】
中島 隆(なかじま たかし)
朝日新聞編集委員。福岡生まれ、千葉育ち。大学時代は応援部リーダーとして学ランの日々。1986年、朝日新聞社入社。おもに経済部畑を歩み、2012年4月から現職。著書に、『魂の中小企業』(朝日新聞出版、2009年)、『塗魂』(論創社、2016年)、『ろう者の祈り』(朝日新聞出版、2017年)、など。