チェインメイルジュエリーの技法書

ゲネス多絵 監修

2,970円(税込)

誠文堂新光社

チェインメイルとは金属でできた「丸カン」をひとつひとつ手作業で繋ぎ、チェーンに仕立てるジュエリーメイキングの技法。
丸カンをつなげて作る編み地そのものがデザインであり、丸カンのサイズや編み方を変えることで1000を超える編みパターンがあるとされています。
古くは紀元前から、11~12世紀になると十字軍兵士の防具として重宝され、フランスの騎士などはその後も愛用し続けたもので、日本でも「鎖帷子(くさりかたびら)」と呼ばれるものが武将の間で使われていたとされています。
そこから発展して、現代ではジュエリーとして確立されているチェインメイルは、世界のジュエリーブランドやファッションブランドでも多く取り入れられており、金属がメインのため、アートな雰囲気とクオリティ高いジュエリー感が編むだけで叶う大人のハンドメイドとして愛好家も増えています。

本書では、チェインメイルの技法を基本から発展まで100を超える編み地パターンで紹介。
さらにそれらの編み地を使ってデザインされた作品も数多く掲載することで、実際にジュエリーとして仕立てる実例を見ることができるほか、チェインメイルジュエリーの初心者向けから中級者向け作品の作り方も掲載。
初めてチェインメイルに触れる人は基本から、すでにチェインメイルを楽しんでいる人は新しいアイデアを見つけ、楽しむことができる1冊となっています。