死の概念と脳死一元論の定礎 ― 生物学説と規範学説

長井 圓 著

9,680円(税込)

信山社出版株式会社

◆不可逆的脳死の歴史的普遍性を問う◆
 
「人間の尊厳」「人格」は動物たる人類の「生死」にとっては不可欠な要素か?「生の執着・不安」に迷妄する長寿社会において、今、不可逆的脳死の歴史的普遍性を問う。「死」という最大の恐怖を前に、 死の自己決定、死期と臓器移植、脳死と心臓死等を考究する。