腕~駿河城御前試合~

南條範夫,森秀樹

リイド社

真剣を見よ! 生死をかけて真剣試合に臨む人間のありし姿は、 かくも美しい・・・・・・!!!!!! 寛永六年(1629)九月二十四日、駿府城内では天下の法度にそむき駿河大納言・徳川忠長の面前で真剣御前試合が行われた。 試合は十一番。その内、八試合は一方が対手を殺し、残りの三試合は両者が共に倒れるという空前絶後の残忍凄惨な真剣勝負となった。 そこまで人間を狂わすものは一体なんなのか?煩悩・本能・エロス・残酷・耽美・退廃・無惨・・・・・・ 真剣による御前試合という極限の状況が、人間本来の姿を暴き出す!! ◆ 目次 ◆ 第一話 無明逆流れ 第二話 がま剣法 第三話 判官流疾風剣([疾風陣幕突き]改題)単行本第1巻を購入していただいた方を対象に森秀樹氏による生原画(ボツ原稿?)をプレゼント!プレゼント企画は締め切らせていただきました。