音楽のリズム ~その起源、機能及びアクセント~ 

マティス・リュシー 著, 稲森訓敏 監修

1,980円(税込)

有限会社中央アート出版社(Chuoart Publishing Co., Ltd.)

『リズムとは動いて止まる一塊の立体的な運動体である』
稲森 訓敏(いなもり のりとし)
http://lussymethod.catfood.jp

1956年静岡生まれ。
静岡県立静岡東高等学校卒、国立音楽大学作曲科卒、国立音楽大学大学院作曲科音楽理論専攻修了。
作曲理論を島岡譲、小河原美子、作曲をトーマスマイヤー・フィーヴィッヒ、指揮を高田三郎、高階正光の各氏に学ぶ。
9年間東京 コンセルヴァトアール尚美に勤務。
大学、大学院時代に国立音楽大学高田三郎混声合唱団に9年間在籍。
その間、高田三郎氏の指揮で4年間テノールを歌う。高田氏の指揮のすごさに圧倒され、このころから演奏表現の世界に関心を持ち、「どうすればあのような表現が可能になるのか?」との疑問を持つようになる。
5年目から指揮法(斎藤メソッド)を高階正光氏のもとで学び始め、6~9年目までの4年間指揮者として合唱団で活躍。その間、実践指揮を高田氏から学び、高田氏の合唱曲はほとんど振れるようになる。
大学院時代に、それまでの音楽理論教育(和声中心の教育)が演奏に直接役立たない(0ではないが)ことを確信し、他の道を探求し始め、ついにリズム中心の教育(マティス・リュシー/Mathis Lussyの理論)に出会う。
その後、東京コンセルヴァトアール尚美にて、リュシーの理論の正しさを証明するためにピアノ科において「演奏表現法」という名の授業で様々な実験を行う。その結果、リュシーの理論が正しいことが証明され、リュシーの死で実現できなかったリュシーの理論のメソッド化への挑戦が始まる。
そしてつい にテキスト化に成功し、教育が可能になり現在に至る。
現在、Musical Expression主宰、リュシーメソッド代表、音楽表現法研究会会長。

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