日本語学2019年8月号(特集:日本語学のゼミナール)vol.38-8

宮地裕 監修 , 甲斐睦朗 監修

1,430円(税込)

明治書院

◆日本語学のゼミナール

現在、大学においては、学生とのインターアクションを重視した、双方向的な、また実践的な授業を運営することが注目され、FD等を開催して教員の授業運営能力をあげるさまざまな取り組みが行われるようになっています。本特集は、各大学で行われている特徴的な日本語学関係のゼミナール(演習)にスポットライトを当てて、その運営方法をめぐる情報交換のきっかけとすることを企画しました。講義について取り上げた、特集「私の日本語学概説」(29-4、2010)の続編です。

〇日本語学、日本語教育文法のゼミナール 庵功雄
――「真正さ」を追求する場として――

〇日本語史演習 大木一夫

〇方言学のゼミナール 都染直也
――甲南大学方言研究会の調査・研究実践報告――

〇「ことばと社会」のゼミナール 田中ゆかり
――初年次教育から「テーマは自由!」のゼミ論・卒論まで――

〇会話分析のトレーニング・セッション 西阪仰

〇アメリカの大学院で教える第二言語習得研究コース ウェイ諸石万里子

【連載】

[ことばのことばかり] はんざわかんいち
[校閲記者のこの一語] 川井彩
[漢字を追いかける] 笹原宏之