読影作業効率を向上させる医用画像表示モニタ『i3シリーズ』/株式会社JVC ケンウッド[全6頁]

映像情報メディカル 編

500円(税込)

産業開発機構株式会社

JVCケンウッドは、2013年に東京特殊電線株式会社から「TOTOKU」ブランドで展開する医用画像表示機器等の情報機器事業を承継し、ヘルスケア事業へ本格的に参入した。
TOTOKU時代に通称『iシリーズ』としてシリーズ展開されてきたハイエンドクラスの医用画像表示モニタは、初代iシリーズから始まり、機能面を強化したi2シリーズへと進化してきた。そして、長年に渡りユーザの信頼が厚い「TOTOKU」のモノクロ・静止画技術と、JVCケンウッドのカラー・動画技術が融合して新たに開発された「JVC」ブランド医用画像表示モニタが『i3シリーズ』である。従来の機能およびデザインからさらに進化した
i3シリーズでは、当社ヘルスケア事業部のビジョンである「安心と信頼を世界の人々へ」を実現するため、“最高の診断環境の提供”を目指し「再現性」・「快適性」・「拡張性」の3つに重点を置いて開発された。
第1弾として、2017年末に3 MPカラーモニタ『CL-S300』と2 MPカラーモニタ『CL-S200』の2モデルをリリース。そして、2019年6月には第2弾として、マンモグラフィ画像表示用モニタとして5MPカラーモニタ『CL-S500』と5 MPモノクロモニタ『MS-S500』をリリースした。本稿では、さまざまな作業環境での使用に対応し、読影作業効率の向上に貢献するi3シリーズの特長を紹介する。