院内業務の効率化を図るPACS「EV Insite net」/PSP株式会社[全6頁]

映像情報メディカル 編

500円(税込)

産業開発機構株式会社

PSP株式会社は、臨床現場に近い立場でPACS、RIS、所見作成システムなどの開発・導入・保守を行っている。また、施設や地域の状況に合わせ、遠隔画像診断や緊急時画像参照、地域連携のための環境作りにも早い時期から取り組んできた。
PSPのシステムに共通しているのは、医療現場の役に立ちたい、患者さんのためになるシステムを提供したいという想いである。そのために、現場での業務に立ち合い、ユーザが何を重要視しているのか、どのようなニーズをもっているのか、なぜそれが必要なのかを学び、システム開発に活かしてきた。
PACS「EV Insite net」、DICOMビューア「EV Insite R」にも、医療現場から教えていただいた多くのことが反映されている。スピーディーでストレスを感じさせないこと、操作が簡単で無駄のないこと、業務の効率化につながることなどは、日々多くの業務にあたる医師、医療スタッフにとって特に重要であると考える。読影や画像参照の環境を快適にすることにより、院内業務が円滑に進み、診療の質が向上すれば幸いである。
本稿では、上記のようなコンセプトのもと開発されたPSPのPACS、ビューアの機能と活用法、今後の展望について述べたい。