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頸動脈エコーにおける標準的評価法の使用目的については、検査手技に対する標準的評価と、診断・解釈に対する標準的評価の2 つの側面があり、各々重視している点は何かを理解する必要がある。
今回、日本脳神経超音波学会と日本超音波医学会それぞれにおいて提唱されたガイドラインおよび評価法が見直され、2018 年に「超音波による頸動脈病変の標準的評価法2017」として発表された。
内容としてはさまざまな改定がなされており、新たな項目も存在する。本稿では、GEヘルスケア・ジャパン株式会社製『LOGIQ E10』を用いて、頸動脈エコーにおける主な改訂ポイントについて解説する。本稿での使用装置・プローブ・周波数は下記のとおり。
・装置:LOGIQ E10
・使用プローブ: L2-9リニアプローブ
ML6-15 リニアプローブ
L8-18iリニアプローブ
・周波数:9MHz, 14MHz, 15MHz, 18MHz