「ことば」という幻影――近代日本の言語イデオロギー

イ・ヨンスク(著者)

2,200円(税込)

株式会社 明石書店

『「国語」という思想』の続編ともいえる本著では、「植民地異民族」から方言話者、ろう者、外国人労働者までをも視野に入れつつ、近代日本で「言語イデオロギー」が果たしてきた役割をさらに深くたどり、来るべき言語的民主主義のすがたを展望する。