インテグレーテッド有機農業論

中野明正 著

1,980円(税込)

誠文堂新光社

現在の日本の農業における有機農業の有り様を説き、有機農産物の品質について先端的な技術を使って詳細に考察。
食べ物と人間、科学技術と有機農業、人と人といった3つの分断を融和させ、循環を取り戻す道筋を示す。

■目次
●理論編―日本の有機農業のあるべき姿
有機農業を取り巻く状況
有機農業の昔、今、これから―肥料と農薬の歴史
有機農業研究の成果と展望と農業現場への展開
循環を促す未来へのヒント
有機農産物の品質―ほんとうにおいしいか?
農産物の新しい見方―有機農産物と原産地の判別
循環している世界―食育と循環教育
●実践編―農業の現場から学ぶ
『有機農業の科学と技術』に学ぶ
有機農業の実践農家から学ぶ・その1
有機農業の実践農家から学ぶ・その2―その未来
●新コンセプト・技術編―有機液肥・ハウスの有機CO2施用・有機生産システム
果菜類に有機液肥を使う―堆肥を有効に活用するために
葉菜類に有機液肥を使う―堆肥を有効に活用するために
低炭素社会に対応したハウス生産の有機CO2施用技術
真に持続的で環境にやさしい有機農業を