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富士フイルム(旧 富士写真光機株式会社)は、カメラのコア技術のひとつである光学レンズの設計・製造ノウハウを医療機器に応用して1971年より軟性内視鏡事業に参入した。この時代は医師が1人で覗き込んで診断するファイバカメラが一般的であったが、1984年 撮像素子の小型化と内視鏡挿入部先端への組み込み製造技術、それを映し出す映像化技術を結集して、日本のメーカとしては初めて消化管の画像をリアルタイムでテレビモニタに映し出すことができる方式のビデオスコープを発表した。これは現在の軟性内視鏡の観察、診断方式として標
準的なものとなっている。