心疾患の画像診断における画像解析アプリケーション技術動向/キヤノンメディカルシステムズ株式会社[全4頁]

映像情報メディカル 編

500円(税込)

産業開発機構株式会社

近年、各種画像診断装置やアプリケーションの発展に伴い、虚血性心疾患に対する画像診断はそれぞれの装置、撮影手法、画像解析のアドバンテージを活かしたさまざまなアプローチが展開されており、患者の病状、設備構成を考慮した最適な診断手法の選択が重要となっている。中でもCT冠動脈解析に代表されるように、医用画像処理ワークステーションが担う後処理の画像解析は日々進化を遂げてきており、今日では心疾患における画像検査において必要不可欠なツールとなっている。当社の画像処理ワークステーション「Vitrea」は20年来にわたり培われてきたVital Images社の3次元解析技術をベースに、CTのみならず、MR、X線アンギオ、核医学、超音波などさまざまなモダリティの画像データ解析をサポートし、その解析手法も形状診断、動態解析、機能解析等多岐にわたる。本稿では、これら数ある画像解析アプリケーションの中から循環器領域において高い注目を受けている2つのアプリケーションについて紹介する。