循環器領域における キヤノンMRIの最大活用/桜井美恵(一般財団法人厚生会 仙台厚生病院 心臓血管センター 循環器科)[全9頁]

映像情報メディカル 編

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産業開発機構株式会社

仙台厚生病院心臓血管センターは、心臓カテーテル手術および心臓手術で症例数は全国上位に位置し、近年さらに症例数が増加している(冠動脈形成術:約1,000例/年、末梢血管形成術:約300例/年、カテーテルアブレーション:約490例/年、Structure Heart Diseaseに対するカテーテル治療:約250例/年、心臓手術:約360例/年)。そのような中で、心臓MR(以下、CMR:cardiac magnetic resonance)は、心臓・血管系診療において重要な役割を果たすようになってきた。そのため、心臓血管センター専用として、2018年8月にキヤノンメディカルシステムズ社製の最新型1.5T MRI、『Vantage Orian/X Grade』を導入した。本稿では、Vantage Orianを
用いて評価した症例における、CMRの有用性について紹介する。