静物デッサンテクニック

阿部 愛美 編著, 木下 裕司 画, 箕輪 千絵子 画, 芹澤 大輔 画, 古石 紫織 画, 山本 花南 画

1,980円(税込)

誠文堂新光社

デッサンに必要なのは、センスではありません。
豊富な知識と情報量を持ち、圧倒的な練習量の先に、やっと身につけられる技術が必要です。

静物デッサンは、主に有機物を対象として行いますので、それぞれのモチーフによって異なる「質感」や「色彩」「陰影」の表現、また、複数のモチーフがある場合は、「距離間」表現も必要とされます。

本書では、デッサン力に長けた5名の描き手により、静物デッサンに必要な「知識」と「技」を丁寧なプロセスを追いながら解説します。

5人も描き手がいれば、それぞれ表現のテクニックも違います。
それにより、より幅広い視野でデッサンをとらえ、柔軟で質の高い描画表現を身につけることができます。

■目次
1 デッサンを始める準備
デッサンに必要な道具
鉛筆の削り方
消しゴムの使い方
紙の選び方
水張りの方法
デッサンの時の位置関係

2 デッサンの基本
part1 道具を使いこなそう
part2 形を意識しよう
part3 モチーフを理解しよう
part4 画面を演出しよう

3 実践・単体モチーフ
デッサンを始める前に
“利き目”を調べてみよう

4 実践・複数モチーフ
構図を検討しよう
適切なモチーフの入れ方/複数モチーフの場合

ほか